採用情報

先輩社員の声

マテハンシステムを駆使した自動倉庫では、個人技よりも全体をどう最適化するかが重要。 倉庫課(東扇島担当) 小笠原 直人(26)/2018年入社(玉川大卒) 趣味:CG制作

早速ですが、まずは自己紹介からお願いします。

小笠原直人、26歳です。2018年に入社しました。倉庫課に配属していますが、現在は2022年に竣工した新たな拠点である東扇島事業所に勤務しており、そこでは倉庫作業は勿論、業務課的な役割も担わなければならないので、倉庫課=現場作業とイメージすると、少し違うかもしれませんね。

冷凍冷蔵倉庫の仕事を一言で説明すると?

寒いけど重要な仕事(笑)。ただし今いる東扇島事業所は自動倉庫がメインなので、マイナス温度帯で作業することはめっきり減りましたね。冷蔵倉庫も時代と共に機械化が進んでいるので、もしかしたら寒い所での作業は今後一切なくなる時がくるかもしれませんね。

隅田冷凍に入社して良かったこと、悪かったことは?

アイスクリームや冷凍食品を主に扱っており、時期によっては結構忙しくて、残業でカバーしなければならないことがどうしても出てきます。だから知らないうちに貯金がどんどん増えていくんですよね(笑)。まあ給与待遇は悪くないと思います。その反面物流業ということもあって、必ず定時でスパッと帰ることができるとか、土日祝が休みとかは縁がないかな? その代わり平日に取る休みは融通が利くので、まあ考え方次第でしょうか。

研修はその後の業務にどんな影響がありましたか?

私が入社した時は1年間みっちりと研修がありました。倉庫課、業務課両方ともやりますが、配属は結局倉庫課だったので、配属後しばらくすると業務課スキルは忘れてしまうんです。倉庫業って実は覚えることが沢山あるんで、しばらく携わらないと、その部分はどんどん忘れる…。しかし今回東扇島事業所勤務となったことで、業務課的なこともやらなきゃならなくなると自然に思い出してきて、「やっておいて良かった」と思うことが結構ありました。

自動倉庫とはどんなものですか?

簡単に言ってしまうと、機械が人間の代わりに様々なことを自動でやってくれるってことでしょうか。通常の冷蔵倉庫では貨物が入庫されると、人がトラックから下ろして、その貨物を冷凍庫内までフォークリフトで運び倉付け(格納)していきます。冷凍環境下での作業だから、正直キツイしなにしろ寒いです。自動倉庫はまずその工程がありません。1階の荷捌き場からリフコンと呼ばれるコンベアに載せるだけで、あとは自動で機械が冷凍庫内に持っていってくれます。
出庫の際にも人が紙ベースの出荷指示書片手にフォークリフトに乗って冷凍庫内に入ってピッキングするのではなく、冷凍庫内から必要数を持ってくるまでは機械がやってくれます。細かい行先別ピッキングは人力ですが、これも機械の指示通りに行えば良いので、誰でも出来るようになっています。だから倉庫業は男の仕事っていう先入観があると思いますが、女性でも全然問題なく業務を遂行できるんじゃないでしょうか。
従来の倉庫作業は職人技というか個人技がどうしても重視されがちなんですが、マテハンシステムを駆使した自動倉庫では個人技よりも全体をどう最適化するかが重要
なんです。何かに特化しているというよりはオールマイティーさが求められます。

新入社員さんの研修指導員もしていたんだとか。
どんなことに注意していましたか?

いつもではないですが、やらしてもらったことはあります。気にしていたのは、自分が新入社員として研修していた時に、大変だったことや、分かりづらかったことなんかを出来るだけ丁寧に教えてあげようと意識していたことでしょうか。あと最近では女性が多く入社するようになったので接し方にも気を付けていますね。私の時はもっとラフだったような気が…(笑)。

仕事をする上で最も気を遣う事はなんですか?

業務の性質上、フォークリフトや様々な機械が絶えず動いていますので、やはり安全第一でしょうか。それと自動倉庫と言えど機械に命令を出すのはあくまでも人ですので、どのように設定すれば最も効率が良いかなど、新しい倉庫ですので、探りながらやっています。

冷蔵庫業界や当社に興味を持ってくれている人たちに
何か一言お願いします。

これからの物流は機械化がどんどん進んで、力よりも頭を使う時代に移り変わっていくんだと思います。是非最先端の東扇島事業所で、実際に見て貰いたいなと思います。

(2022年取材当時)

荷主から預かった商品をそのままの形で、きちんと消費者の手に届ける。 業務課(アイス・乳品担当) 高橋 涼平(27)/2017年入社(東海大卒) 趣味:ゲーム

早速ですが、まずは自己紹介からお願いします。

高橋涼平、29歳です。隅田冷凍へは2017年に入社しました。現在は業務課員として大手アイスクリームメーカー、乳業メーカー様を担当させてもらっています。

何故冷蔵庫業界に興味を持ったのですか?

学生時代、コンビニでアルバイトをしていた時、毎日納品される様々な商品を見ている内に、物流というものに興味を覚えたのがきっかけですね。

営業冷蔵倉庫を初めて見た印象はどうでしたか?

営業冷蔵庫って、正直一般にはなじみが薄いですよね。私もその大きさとかは、実際に目にするまで実感が湧かなかったんです。でも初めて見た時はびっくりしました。想像の上を行く大きさでしたね(笑)。

研修期間中はどんなことを学ぶのですか?

私の時は倉庫課9ヵ月、業務課3ヵ月、トータルで1年間みっちりと研修を行いました。フォークリフトの資格を得る前は、導入研修として冷蔵倉庫業の概要や料金の仕組み、社会人としてのマナーなどを学びました。
私の場合本格的な研修は倉庫課からスタートしましたが、最初の方でフォークリフトの技能修了証を取ってくるよう言われます。まあ何とか資格を得ることはできましたけど、最後の実技試験では緊張しました。倉庫課では一通りのことはやりました。商品入庫時の検品、コンテナ貨物の降ろし作業に始まり、フォークリフトを使っての貨物の格納やピッキングといったところです。合間合間にそれぞれ技術習得に因んだ座学研修もあり、覚えることは盛りだくさんでしたね。
業務課研修では、顧客対応以外の部分は全て研修時代に学んだように思えます。ただ担当する顧客によってやり方が微妙に異なるので正規配属後は微調整が必要ですが。

冷蔵庫業界や隅田冷凍に入って第一印象はどうでしたか?

業界全体で言えば、これだけ技術が発達しているのだから、もっと機械化やIT化といったものが進んでいるのかと思ったら、まだまだ人力に頼っていたり、職人の世界観を思わせることもありました。思ったより体力を使った業務が多いなっていうのが第一印象です。ただ2022年に新設された当社の東扇島倉庫は自動倉庫がメインとなっているので、隅田にもそういった自動化の波が着実に訪れていると思います。
社内的なこととして一番に挙げてもいいのは、人間関係がとても良好な会社であることでしょうか。同じ業務課で働いている人同士もそうですが、現場系である倉庫課の人とも非常にいい関係性で仕事が行えてます。

日々の業務で最もやりがいを感じることはどんなことですか?

倉庫は生産者(メーカー)と消費者とを結ぶ物流のハブとして、毎日コンビニやスーパー、ドラッグストアなどに商品を供給しています。そういった場所で自分が担当させて頂いているメーカーの商品を見る度に、「ああ、良かった。無事に届いたんだ」って思いますね。当たり前と言えば当たり前のことなんですが、そんな当たり前を支えているのが自分なんだって思うと、やっぱりやりがいというか、自分なりの喜びを感じます。荷主から預かった商品をそのままの形で、きちんと消費者の手に届けるのが、何といっても私の仕事ですから(笑)。

業務の1日の流れはどのようなものですか?

出社後のメールチェックを経て、まず最初に取り掛かるのは、当日入庫貨物に添付する荷札の作成ですね。荷札=登録データ内容ですから、間違いは許されません。午後からは荷主より出庫指示データが届きますので、その処理や伝票作成を行います。その後倉庫課が必要とする翌日分出荷指示書や検品伝票の作成を行います。この指示を基に倉庫全体が一斉に動くので早く、正確にといったことが求められます。そしてそれが終わると、最後に明日の入庫予定表の作成ですね。こういった作業をやりながら荷主からの在庫確認やイレギュラー指示などにも電話対応しているので、けっこう忙しいですね(笑)。

冷蔵庫業界や当社に興味を持ってくれている人たちに何か一言お願いします。

決して華やかで目立つ業界ではなく、縁の下の力持ちみたいなポジションですが、みんなの食生活にとって絶対に欠くことの出来ない必要なインフラだと思います。食品の流通を通して、食品がすぐに手に入るという「当たり前」を支えることが出来るのは、充分なやりがいだと思います。

(2022年取材当時)

キャリタス就活2024

▲ PAGE TOP